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★MotoGP2014 カタール ロレンゾ「タイヤが完全に別物。」

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さて、フリープラクティス3回目を終えて、各選手のインタビューが出ていますのでご紹介します。

ファクトリーヤマハチームはタイヤに苦戦中です。

 

総合順位7番手のロレンゾのコメント。

「タイヤが完全に別物に感じる。フィリップアイランドの3日間のテストは非常に好調だったけど、ここではまったくダメ。ロサイルはタイヤにハードなサーキットなので、消耗を考えてハードコンパウンドで走行すると、全くグリップが得られない。なんとか調整しようとしていろんな事を試しているけども。。」

「とにかくクラッシュしないように注意して走行しています。去年と同じレベルの安全性が保たれているとはとても思えないですね。今出来る範囲で限界ギリギリのラインで速く走ろうとしています。」

 

 

総合4番手 ドヴィツィオーゾのコメント

「決勝においても良い順位で走れる感覚があります。皆同じようなラップタイムで周回してますし、自分達はテストの中でかなり改善出来てますしね。」

「ただレースで周回を重ねるとなると、ずっと良いタイムを刻み続けるというのは難しいかもしれないですね。なにしろうウチのバイクは曲がらないんで。予選ではソフトタイヤが使えるので、決勝でも序盤はフロントのほうで走行出来ると思いますよ。」

 

総合3番手 バウティスタのコメント

インタビュアー「ミディアムオプションのリヤタイヤを使用しているファクトリーオプションのライダーの中では最速で、これは決勝に向けて良いサインじゃないですか?」

バウ「そうですね。ミディアムコンパウンドの使用ライダーとして最速というのは嬉しいです。テストの段階からバイクの感覚も良くなって来てますし。ただ周回を重ねていくとリヤタイヤの感覚が良くなくなっていくので、もう少しミディアムでのセッティングを詰める必要がありますね。予選でソフトコンパウンドを使用しているチームと同等のラップで走行するのは、やはり難しいですね。」

 

インタビュアー「予選ではソフトコンパウンドのほうがタイムが出るが、レースディスタンスで考えるとミディアムのほうが有利だと思いますか?」

バウ「う~ん。それはわからないですね。アレイシはミディアムだけどソフトコンパウンドのチームよりも速いわけだしね。ソフトコンパウンドを使っても速いとは思うけど。でもソフトコンパウンドで予選を走行しているライダーは、レースでミディアムを使うとなると慣れてないだけ不利になるかもしれないですね。」

 

総合10番手 ロッシのコメント

「リヤタイヤのグリップが問題ですね。予選10番手というのは最低限の目標であって。。レースではほとんどのライダーのラップタイムは横並びだと思うので、マルケス、ペドロサ、ロレンゾも団子になると思います。」

「エスパロガロだけ、完全に別格の走りをしていてペースの面でも非常に速いですね。日曜のレースではファクトリーもオープンも全員が同じタイヤを選択するんじゃないかと思ってます。」

「ここはオーバーテイクが難しいサーキットだから、予選で出来る限り前に行かないとね。」

 

総合5番手 マルケスのコメント

「フリープラクティス2回目のあとは結構足が痛んだけど、良くはなってますよ。とにかく明日の予選が何より大事です。怪我の影響でマシンをテストする時間を取れなかったので、とにかくマシンに慣れることが大事で、まだまだ周回を重ねて慣れていく必要がありますね。」

「トップのライダーにタイムが接近してきたので嬉しいですね。ソフトタイヤを使っているライダーに追いつくのは難しいけど、良くなっているということが重要です。」